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原料の違いで「酢」は決まる

米が原料の「米酢」、小麦などが原料の「穀物酢」が、日本の代表的なものになります。

他には、酸味が柔らかい「千鳥酢」(京都)
”健康食品”のイメージが強い「黒酢」などがあります。

「すし酢」として市販されているものもありますが、
これは、「酢」に「砂糖」と「塩」を加えた「合わせ酢」のことなんです。

寿司飯を作るときに使用するんですが、
酢や砂糖には、「寿司飯が硬くなる」のを防ぐ効果があるんですよ。

また、「三杯酢」に「昆布」を入れて加熱して、かつお節を加える「土佐酢」なんてものもあります。

「酢」って世界中にありますよね。
有名どころは、

フランスのブドウが原料「ワインビネガー」は、強い酸味でフルーティ。
ワインと同じ、白と赤があるんですよ。

イタリアの「バルサミコ酢」も、ブドウ果汁が原料で、茶褐色で香りとコクが特徴。

イギリスには、大麦などが原料の「麦芽酢」があります。

「酢の効果」としては、保存、抗菌、タンパク質の凝固、酸化防止、
などが挙げられます。

調味酢の割合は
「三杯酢」=酢1:醤油1:みりん1(砂糖1/2でもOK)
「二杯酢」=酢1:醤油1

です。参考にしてください。

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