楽しい調理理論>
淡色野菜の代表を知る

「淡色野菜」の代表的なものの特徴を挙げておきます。
参考にしてください。

【淡色野菜】
大根
普通は、「根の部分」を食べています。ここには「アミラーゼ」という
「でんぷん分解酵素」を含むため、生食でも消化吸収が良いんです。
「ビタミンC」が豊富で、辛みの成分「イソチオシアネート」を含みま
す。

白菜
「良質のタンパク質」や「ビタミンC」が豊富です。白菜の「ビタミンC」は、
塩漬けなどの加工に耐えます。

キャベツ
主成分は、「糖質」です。必須アミノ酸の「リジン」が含まれていて、「タンパ
ク質」を補う働きを持っています。
カロテンが豊富な「芽キャベツ」の分類は、”緑黄色野菜”です。

玉ねぎ
ブドウ糖、果糖などの「糖質」を多く含み、加熱によって「甘み」が増しま
す。
同じ仲間には、長ネギ、にんにく、らっきょう、などがあり、それ
ぞれ特有の臭いは、「硫化アリル」という”イオウ化合物”の働きによる
ものです。

きゅうり
ほとんどが「水分」で、栄養素は微量ですが、「ビタミンC」は豊富です。

ごぼう
「食物繊維」は多いですが、「ビタミンC」は少ないです。
切り口が酸化されて「褐色」に変化しますが、これを防止するため「水」に
漬けるか、「酢水」に漬けます。「酢水」には、ごぼうの”アク”を抜く作用もあり
ます。
「ごぼう」や「れんこん」の調理には、「鉄素材の鍋」などの使用はダメですよ。
「真っ黒」に変色します。

テフロン、アルミ、ステンレス素材のものを使いましょうね。

関連サイト
●無駄のない食材の活用法!すぐに使える裏ワザ、小ワザ、コツを教えます
●知らなきゃ損する食中毒のキケン、知って得する食材保存のテクニック

楽しい調理理論

トップページ
じゃがいもとリンゴの共通点とは?
コロッケには「男爵」が似合う?
いもの「ぬめり」と「かゆみ」には塩が効く
あずきを上手く煮る意外な方法
「畑の肉」の異名を持つスーパーフードとは?
木綿と絹ごしと豆乳の関係
ぬか漬けに「釘」を入れる理由
牛乳は使い勝手が良い食品!
卵黄と卵白では栄養素が違う
「重曹」のいろんな効果を知ろう
小麦粉はチカラの違いで分類する
「でんぷん」で決まる「うるち」と「もち」
おいしいご飯のためにすること!その1
おいしいご飯のためにすること!その2
緑黄色野菜と淡色野菜の違いを決めるもの
緑黄色野菜の代表を知る
淡色野菜の代表を知る
調味料の「さしすせそ」を知る
砂糖の500倍って何のこと?
味の決め手は塩!と言われる理由
原料の違いで「酢」は決まる
「醤油」は日本が誇る調味料!
「こうじ」で決まる「みそ」の味
日本酒は飲むだけじゃないんです
「本みりん」と「みりん風」、さぁどっち?
トマトと卵から作る調味料とは?
アジア圏発の調味料は優れもの
「刺激」と「香り」がある香辛料
「油」と「脂」はどんな違いがある?
カニを茹でると何故「赤く」なる?
ごぼうの調理には「鉄」はご法度!
味の基本の「四原味」とは?
味を変える3つの効果とは?
食欲を増進させる「特殊成分」
チョコレートと玉ねぎが毒って何?
すぐにエネルギー利用できる栄養素
調理による炭水化物の変化を知る
脂質が体内でできること
調理による脂質の変化を知る
乳幼児に欠かせないアミノ酸
調理によるタンパク質の変化を知る
無機質ってどんなもの?その1
無機質ってどんなもの?その2
調理による無機質の変化を知る
ビタミンの基礎中の基礎を知る
ビタミンAとビタミンDには「プロ」がある?
老化防止に役立つビタミン
「江戸煩い」を直したビタミン
貧血に効くビタミンがある
肥満予防のビタミンがある
調理によるビタミンの変化を知る

その他

リンク募集中

inserted by FC2 system