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木綿と絹ごしと豆乳の関係

豆乳に”凝固剤”を入れると、「豆腐」になります。

豆乳は、豆腐を作る時の「中間物」で、大豆に十分に水を含ませ、加水しながら”すり潰して”、
加熱した後、絞ると「おから」(いわゆる”しぼりかす”)と「豆乳」ができるんですね。

豆乳は、「タンパク質」と「脂質」の含有率が「牛乳」に近く、高い栄養価があります。

牛乳には、「カルシウム」や「ビタミンA」が多いですが、
豆乳には、「鉄」と「ビタミンE」が豊富で、コレステロールが「0」なんですよ。

「豆腐」と「豆乳」に分ける”凝固剤”は、「にがり」が有名ですね。
この「にがり」は、海水から塩を作るときに出る食品添加物で、
煮物料理の”アク”を取るときにも使われるんです。

「硫酸カルシウム」「塩化カルシウム」も”凝固剤”として使います。

豆腐には、「木綿豆腐」「絹ごし豆腐」がありますが、
絹ごしの方が豆乳が濃いめで、
木綿は、成型の時点で箱に布を敷いて、重しをかけるんです。

マーボ豆腐なんかの豆腐料理で、「豆腐を崩れにくく」したいときは、
沸騰したお湯に「1〜2%の塩」を入れて、豆腐を茹でてから使うといいですよ。

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