楽しい調理理論>
日本酒は飲むだけじゃないんです

酒も、調味料として使いますね。料理酒なんてのもあります。

レシピに「酒」と書かれていたら、大概が「日本酒」のことです。

肉や魚の下味つけや、料理の味付けに使いますが、加熱されますから、
比較的安い酒を使うことが多いと思います。

でも、酒の味って、意外と料理に影響しているんですよ。
最高級とまでは言いませんが、多少高価な酒を使ってみるとおいし
さに違いが出てきますよ。
もったいないなんて思わず、たまには使ってみるのもいいかもしれ
ませんね。

「料理酒」は字のごとく、料理に使うための酒のことで、
米に水あめや塩、クエン酸などを加えています。
アルコール分も１３％くらいで、日本酒（１６％くらい）より低いですが、
肉・魚の臭み取り、肉を柔らかくする効果があります。

なるべく、
日本料理には、日本酒、
中国料理には、紹興酒、
イタリア料理・フランス料理には、ワイン、
と、使い分けたほうがいいと思います。