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「重曹」のいろんな効果を知ろう

調理に「重曹」って使ってますか?
重曹の化学名は「炭酸水素ナトリウム」って言います。

常温では、”白い結晶”か”粉末状”で、
水に溶かすと「アルカリ性」になって、
加熱によって
「炭酸ナトリウム」「二酸化炭素」「水」に分解
されます。

「パン」を焼く時に入れると、二酸化炭素が発生してパンが膨張し、
「炭酸ナトリウム」と小麦粉の天然色素「フラボノイド」が反応を起こして、
”黄色”に変色します。

「豆類」に重曹を使うと、柔らかくできますが、「アルカリ」によって、
豆に含まれる「ビタミンB1」が壊れ、味の損失が大きいので、
できるだけ、”水に一晩漬けて戻し”、その水で茹でるようにしましょう。

「たら」や「にしん」、中華料理に使う「動物性乾物」は、
重曹水(0.3%)を使うと、短時間に戻せ、”渋み”なんかも取れます。

「干しエビ」&「貝柱」は「水」で戻し、漬けた水を「だし汁」として使いましょう。

調理の他にも、消化剤、洗浄・脱臭、入浴剤、医薬品、農業・園芸など
に使用されていて、
安全性が高く、使い勝手が良いもの、なんですね。

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