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おいしいご飯のためにすること!その2

洗ったあとは、「水」に漬けましょう。

このことを「水浸」と言いますが、
これが不十分だと、米の中心部に炊き上がりの後、「芯」が残ってしまいます

「夏」は、30分〜1時間、
「冬」は、1時間30分〜3時間

が、水浸の目安です。

「水浸」の後、鍋に入れ、「分量の水」を入れます。

”新米”の場合は、米自体に”水分が多い”ため、「水加減」を少し控えめにしましょう。

さぁ、「加熱」「蒸らし」です。

加熱して「米のでんぷん」を、”糊化(α化とも言います)”させます。
今は、「炊飯ジャー」にすばらしい機能を持ったものがありますので、
それに任しておけば、問題ないと思います。
一応、炊飯に適している「火加減」を示しておきます。

「強火」で”沸騰”させ、「中火」で5分、「弱火」で10分”煮た”後、15分”蒸らして”、
火を消した後は、「余熱」で10〜15分”蒸らします”。


最後の「余熱での蒸らし」が、重要です。
でんぷんの”糊化”が、火を止めた時点では不十分なので、
”糊化”を完全にするために、「蒸らし」が必要になるんです。

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